2011-03-02(Wed)
そらのおとしもの~天使がくれた劇伴集~
2期も終わってしまいましたね。
今更ながら1期のサントラのレビューです。
シリアスか下ネタか。
捉え方によって評価が大きく変わるんじゃないでしょうか。
始終、下ネタギャグで話が進むので、辛い人も多いかもしれません。
ただ、根底にあるのはエンジェロイド達の束縛・自由・愛。
まぁ愛と言うよりは好きのレベルでしょうか。
そして、人と接することによる心の成長が描かれています。
下ネタギャグはあまり好きではないのですが、シリアスパートに惹かれました。
特にエンジェロイド達のふとした心理描写。
エンジェロイドと言う存在故のせつなさが、うまく光っていたのは音楽のお陰でしょう。
そらおとの世界観は、個人的にギャグとせつなさだと思っています。
その両方をうまく織り成した音楽を作曲した岩崎元是さん。
あまり名前が挙がりませんが、実に細やかな仕事です。
これからもっと評価されていくのではないでしょうか。
そして、スタッフの音楽の使い方に感心しました。
例えば25曲目の「とある神の誕生」
普通に聴いたらテンション上がる系の曲なんですが、どうも2頭身の智樹が脳裏に浮かんでギャグ曲に聴こえる不思議w
15曲目の「じっちゃんの深イイ話」もそうですね。
心温まる曲のはずが、じっちゃんの破天荒っぷりと智樹の暴走を連想してしまいます。
そらおとの笑い溢れるギャグ音楽と、エンジェロイド達のせつなさを満喫したい方にオススメです。
【使えるBGM】
6曲(3,4,15,16,23,27)
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